후리가나로 읽는 일본 고전
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『ケプロン・くろだのこうそう』について
中谷宇吉郎集 第八巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第八巻(『ケプロン・くろだのこうそう』について)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,890자 · 178화면
子供は純真であって、学校で毎日受けている教育の動向に、すぐ適応してしまうからである。
もちろん現在のアメリカにおける教育がぜんぶ、前に言ったような四つの基本線に沿って進められ、それがことごとく成功しているとは思われない。しかしそういう線を、少なくも目標としている点については、自分の子供を通じての体験から見て、間違いないように思われる。
こういうはっきりした目標をもった義務教育を受けて、高等学校へはいる。そこでは学問に対する訓練が始められる。そして大学に進む頃から、青年としての生活が始まる。青年の定義はむつかしいが、アメリカでは、これを単純に割りきっているように見える。すなわち二十一歳の成年をもって、子供は親から独立することになっている。そしてこの独立によって、一人前の青年になるわけである。
この独立の観念が、まことにはっきりしているのであって、たとえば、子供が二十一歳以上になると、原則として学資などは、親が出さない習慣になっている。それで大学の学生は、たいてい二十一歳以上であるから、ほとんどぜんぶ、自分の学資は自分で稼いでいるといっていい。稀れには授業料を親から貰っている学生もあるが、それは例外的な存在である。