후리가나로 읽는 일본 고전
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はいくのつくりよう
俳句の作りよう
高浜 虚子
高浜 虚子의 俳句の作りよう(はいくのつくりよう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,854자 · 91화면
六
この超越ということが俳句のもっとも大事な特色であるにかかわらず、往々にして誤るようなふうになっている。というのはほかでもない、人生を超脱するというのは、深く人生そのものを味わい、苦い経験、酸っぱい経験を積んだ上で超脱した場合には、そこに一種の尊敬すべき底光のあるその人の見地というものができる。けれども未だ人生に対して経験もなく辛酸も舐めないで、つまり若い時分から俳句を作っているために、わけも分からずに人生を俗世界と罵って、そうして高い所に立つというごときふうに見えるのはもっともよくないことである。俳句がだんだん俗に陥って一種の俳人臭味というごとき臭き味のできてくるのは取りも直さずこの根底のない超脱思想からくるのだと私は思う。
六
歴史から考えてみても、元禄の芭蕉という人は人生を超越した人ではあったけれども、しかしながらこの人は十分世の中の経験を経てきた人である。またどこまでも人生を愚にしなかった人である。それに付随しておった種々の俳人も多くは人生を離れた人ではあったけれども、しかしながらその離れる以前には人世に対して種々の経歴を持っている人が多かった。