후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
じごくふうけい
地獄風景
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 地獄風景(じごくふうけい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 53,774자 · 108화면
日記帳と遠眼鏡
その方へは大野さんが行っていらっしゃるのよ」
「エ、エ、折枝さんが?」
一同、それを聞いて、二の句がつげなかった。
日記帳と遠眼鏡
つまり、その朝、ジロ楽園には、殆ど時を同じうして、三つの殺人が行われたのだ。原田麗子は迷路の中心で、三谷二郎はメリー・ゴー・ラウンドで、人見折枝は風船で。
朝寝坊の同人達の中で、三谷少年丈けは例外の早起きであった。その朝も、彼は午前六時頃寝室を抜け出して早朝の楽園を駈廻っていたが、メリー・ゴー・ラウンドの側を通りかかった時ふと乗って見たくなったので、一人でスイッチを入れてそれを廻転させ、一匹の木馬に飛乗った。
奇怪な木彫りの裸馬が十数頭、ガクンガクンと首を振りながら、ゴロゴロ、ゴロゴロ廻り始めた。
三谷少年は手綱を握って、お尻を前後にゆすぶりながら、ハイシイ、ドオドオ、裸馬共と競争だ。
あたりには、木馬館の附近は勿論、見渡す限り人影もなかった。すがすがしい朝の風が、スーイスーイと頬をかすめる音の外には小鳥の声さえ聞えなかった。
ところが、木馬がやがて十廻転もした時分、突然、その静寂を破って、ビューンという烈しい唸り声が起ったかと思うと、二郎は胸の中へ棒を刺された様な、恐ろしいショックを感じた。