후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
じごくふうけい
地獄風景
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 地獄風景(じごくふうけい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 53,774자 · 108화면
餌差宗助
折枝さんはこの二人に嫌疑のかかることを恐れたのです」
「併し、二郎は殺されてしまった」
二人は大提灯の心臓の不気味な赤黒い光の下で、思わず顔見合わせ黙り込んでしまった。
餌差宗助
「二郎少年は殺されてしまった。すると」
「すると、あの背の低い男が残る訳です」
そして、二人は又もや黙り込んでいた。
治良右衛門の視線の先には、青黒い静脈の網に包まれた醜悪な軽気球の様な胃袋が、ドッシリと落ついて、それから暗闇の胎内深く、うわばみの大腸小腸がとぐろを巻いてつらなっていた。
我が設計ながら、人体解剖図のいやらしさ、むごたらしさ、果敢なさが、百層倍に拡大されて、その暗闇一杯に拡がっているのを見ると、ひとりでに心臓の鼓動が早まって来る様な気がした。
これらの巨大なる臓器どもが、生命をふき込まれて、俄にドキンドキンと、或はウネウネと、脈うち蠢き始めたら、どんなにか恐ろしいことだろう。と思う心がそのまま現実となって、オヤ胃袋が動き始めた。夢かしら。イヤ夢じゃない。動いている。この大鯨は現に生きて呼吸しているのだ。たべたものを消化しているのだ。張りボテの大胃袋がモヤモヤと動き出したではないか。