후리가나로 읽는 일본 고전
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じしんなまず
地震なまず
武者 金吉
武者 金吉의 地震なまず(じしんなまず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,954자 · 195화면
津浪の発光解明に三陸海岸へ
それから十分ほどたつと二回の浪が来て、邸内にイワシの滓が海水と共に流れ込んで来た。それから約二十五分後に、見上げるような大浪が押し寄せたが、浪頭の飛沫がものすごく輝き、その夜は霧深く暗かったにもかかわらず、逃げ登る足元が見えるぐらい明るくなった(三陸沖強震及津浪報告)。
明治二十九年三陸津浪の光については、以上の外にも資料はあるが、余り長くなるからこの辺で打ち切って、次に移ることにしよう。
津浪の発光解明に三陸海岸へ
昭和八年三月三日午前二時三十分ごろ、三陸地方はまたもや大津浪の襲うところとなった。この時にも発光が観察されたと言う情報が相次いで筆者のもとに送られて来た。ある日筆者は地震研究所長石本博士からすぐ来れと言う電報を受け取った。早速罷り出ると、千載一遇の機会だからすぐ現地へ行って発光現象を徹底的に調査して貰いたいと言うご沙汰。わずか二年ばかりの間に、大分ご時勢が変わったものだわいと、腹の中では思ったが、もちろんそんな事は顔には出さない。有難くお受けをして、勇躍出発したが、北上山地を越えた時の寒さ、あるいは大吹雪に遭い、あるいは共産党員と間違えられて(人相のよろしくないせいであろうが)刑事に尾行されたり、辛い事やいやな事もあったが、とにかく出張費が底をつくまで根気よく歩き廻って調べ上げた。