후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
屡々法輪寺を訪れるようになったのも、一つにはこうした道筋の美しさのためであるらしい。法隆寺に群る参詣人たちも、中宮寺を過ぎると全く途絶えて、ここばかりは斑鳩の址にふさわしくひっそりと静まりかえっている。
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だが私には法輪寺を訪れるもう一つの理由がある。それはこの寺がいかにもみすぼらしく荒廃の状景を呈しているからである。私は荒廃に心をひかれるのだ。まずこの寺の沿革について述べよう。法輪寺大鏡に拠る案内抄をみると、法輪寺は法琳寺あるいは法林寺ともかき、また生駒郡富郷村三井の土地名に因んで三井寺、御井寺ともいうそうである。草創に関しては二つの説があって、「聖徳太子伝暦」及び「太子伝補闕記」によると百済開法師、円明師、下氷新物等三人合力して建立したことになっているが、「御井寺勘録寺家財雑物等事」及び「古今目録抄」によれば太子の御子山背大兄王と由義王の創建されしところと伝えられる。そのいずれであるかはいまなお決し難いという。しかし伽藍の配置は法隆寺式であり、飛鳥の原形をとどめる三重塔をはじめ、鳥仏師作と伝えらるる薬師如来坐像及び虚空蔵菩薩の二体が現存し、発掘品にも飛鳥の古瓦が見出されるので、草創が飛鳥時代であることはたしかだ。