일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまとこじふうぶつし

大和古寺風物誌

亀井 勝一郎

亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면

아오조라 문고

汝凡夫を捨つべく、聖道は取るべしと存せば、則ち分別を成ず。那ぞ宴と為すことを得ん。この句は凡聖の二境を平しくすること能はざるを呵するなり。」

この大意を述ぶれば、維摩の謂う道法とは聖の道である。維摩の真意はこうだ。たとえ聖の道に熟達しても、また凡俗の道の中に身を投じて、凡夫の事を現じ、そのすべてを機縁として教え導くのがほんとうの坐禅である。若し凡人は捨て去れ、聖道ならば取れという風に心を用いるならば、事毎に分別が生ずる。さかしらな分別によって是非判断するなどどうして真の坐禅といえよう。この句は凡聖一如の境に入ることの出来ないのを叱っているのだ、というほどの意であって、大乗の根本を示された御言葉である。

太子の教が、仏法求道者に屡々みらるるごとき固くるしい戒律臭を帯びず、大和の春野のように、のびのびとした相で発揚されたことは、私に限りない感銘と悦びをもたらすのである。惨澹たる争いの後、いかばかり切実な祈念が、かかる鷹揚の信仰を開顕したか。そこには太子の心労のみならず、古事記にもみられるような逞しい原始力があって、それが仏法をも貫いて発揚されて行ったと云えないだろうか。