후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
あろう。
天武天皇は天智天皇の同じ母君の御弟、即ち皇太弟である。大海人皇子と申し上げた。天智天皇に皇子がなかったので早く東宮となられ、近江朝廷のもとに、長い間大和の施政に尽力された練達の政治家であった。天智天皇の大化改新の諸制を実際に運用し、奈良朝にいたるまでの最も多難な政局に処されたのは、天武天皇御自身に他ならなかったのである。しかし上宮太子の、憂悩のあまり祈念されたところは、後代において必ずしも全うされたとはいえない。更に大なる悲痛の裡に、天武天皇は位を継ぎ、憂悩を深めたのである。
天智天皇御病篤きとき、次の皇位をめぐって再び野心ある群卿の謀議がひそかに行われた。左大臣蘇我赤兄臣、右大臣中臣金連、蘇我果安臣、巨勢人臣、紀大人臣等は大友皇子を擁して誓盟した。この事情を当時東宮であった天武天皇――大海人皇子は早くも気づかれて、自ら皇位を辞されたのであった。即ち「天智天皇東宮に勅して、鴻業のことを授く。乃ち辞び譲りて曰く、臣、不幸、元より多病有り。何ぞ能く社稷を保たむ。願くは陛下、天の下を挙げて皇后に附けよ。仍りて大友皇子を立てて、宜しく儲君と為たまへ。