후리가나로 읽는 일본 고전
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やまとこじふうぶつし
大和古寺風物誌
亀井 勝一郎
亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면
その端麗にして気高い御姿が、かかる美の伝説を生んだともいえよう。
いまひとつは皇后の熱烈な信仰に関する伝説である。続紀にもしるされているように、「太后(光明皇后)仁慈志在レ救レ物、創二建東大寺及天下国分寺一者、本太后之所レ勧也、又設二悲田施薬両院一、以療二養天下飢病之徒一也」――皇后は慈心ふかく、諸寺建立のために力をつくされたのみならず、皇后宮職に悲田と施薬の両院を設け、天下の病者や飢えたる者を救い養われたのは事実である。志、物を救うに在りと続紀のしるせるとおりである。
ところで法華寺の境内には、光明皇后施浴の「から風呂」がある。皇后が病者のために建てられた浴室であるという。伝説によると、或るとき皇后は、自ら千人の垢を流してやろうという誓を立てられた。そこで、日々ここに集まる汚れた肉体に、自ら御手をさしのべられて、九百九十九人までの垢を流してやった。ところがいよいよ最後のひとりになったとき、それは身体の崩れかかった癩者であった。臭気は湯殿に充ちて、さすがの御誓いもこの最後の一人で破れるかと思われた。しかし癩者は、自分の体から流れ出る膿を吸って下さるならば必ず快癒するにちがいないと申し立てた。