일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまとこじふうぶつし

大和古寺風物誌

亀井 勝一郎

亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면

아오조라 문고

此れ乃ち誠を徴し願を啓くこと、霊※答ふるが如し。載ち惶れ、載ち惶れて以て自ら寧みするとき無し。経を考ふるに云はく、若し国土に講宣読誦、恭敬供養して此の経を流通せる王有らば、我等が四王常に来りて擁護し、一切の障皆消殄せしめむ。憂愁疫疾も亦除き差さしめむ。願ふ所心に遂ひて怛に歓喜を生ぜむ、と。されば宜しく天下の諸国をして各々七重塔一区を敬ひ造り、並に金光明最勝王経・妙法蓮華経各十部を写さしむべし。朕又別に金字もて金光明最勝王経を擬ひ写して塔毎に各一部を置か令む。冀ふ所は聖法の盛なること天地と共に永く流り、擁護の恩幽明に被りて恒に満ちむことなり。其れ造塔の寺は兼ねて国の華為り、必ず好処を択びて実に長久すべし。」

国分寺建立の詔の一節であって、聖武天皇の御信仰が何に発し何を念願されたのであるか、はっきり了知さるるであろう。登位以来およそ二十年の間、一日として安き日のなかった思いは、「載ち惶れ、載ち惶れて以て自ら寧みするとき無し」の御言葉にもうかがわれるであろう。東大寺伽藍に身命を傾けられたのは、実に必死の事であったと拝察される。登位以来の数々の詔を読んで行けば、信仰の次第に強烈になって行く有様、云わば精神の自叙伝に接するがごとき心持さえするのである。