후리가나로 읽는 일본 고전
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ようちゅう
妖虫
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면
随分用心なさるがよろしい。だが、貴下はやがて、如何なる警戒も我々の前には全く無力であることを悟られるであろう。我々は一度思い立った事は必ず為しとげる習慣である。
文の末に例の赤い蠍の紋章が鮮かに描かれていた。
品子さんは直ちに寝室に運ばれたが、殿村夫人の事に慣れた甲斐甲斐しい介抱で、やがて彼女は正気づいた。ただ驚きの余り気を失ったまでの事、安静にさえしていれば、別に心配する程の容態ではない。
云うまでもなく、この出来事は、直ちに警視庁に報告された。栄之丞氏自身電話口に出て、知合の蓑浦捜査係長を呼び出し、不気味な予告文のことも詳しく伝えて、至急適当の処置を執って頂きたいと依頼した。
蓑浦警部はこの電話を聞くと、非常に驚いている様であったが、すぐ様捜査課のものを四人程さし向ける、蓑浦氏自身も少しおくれてお伺いするという返事であった。
待つ間程なく、門前にけたたましい警笛の音がして、自動車を駆ってかけつけた二人の制服警官と二人の私服刑事とが、ドカドカと入って来た。
彼等は主人から委細を聞取ると、大蠍の衣裳を綿密に取調べた上、目ざましい邸内捜索を開始した。