일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

守青年は冷水をあびせられた様な感じがした。

そいつは鳥打帽を冠っていたのだ。見覚えのある青眼鏡をかけていたのだ。鼻の下には一文字に濃い髭があったのだ。

あとになって分ったのだが、そこは金杉の大通りであった。守はいつの間にか省線の陸橋を渡って、自宅とは反対の方角へ歩いていたのだ。

金杉と云えば省線を隔てて、谷中とは目と鼻の間だ。犯人は兇行現場を逃げ出して、今までこの見世物小屋に身を潜めていたのに違いない。

昼間は往来の烈しい大通りだけれど、今は人の影さえなく、流しタクシーもほんの時たま、通り魔の様に行き過ぎるばかりだ。それに、丁度その辺は何かの会社の長いコンクリート塀になっていて、助けを求める術もない。

守青年は少なからず躊躇を感じたけれど、この大罪人を見逃してしまうのは、余り残念だったので、勇気をふるい起して、青眼鏡の跡をつけて見ることにした。

犯罪者の急ぎ足の靴音ばかりが天地に響き渡っていた。その三四間あとから、跫音を盗んでコソコソと歩いて行く、みじめな青年が彼であった。広い世界に、彼と犯人とたった二人限りという様な、ひどく心細い感じがした。