일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひかげのまち

幻の探偵雑誌5 「探偵文藝」傑作選

松本 泰

松本 泰의 幻の探偵雑誌5 「探偵文藝」傑作選(ひかげのまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,797자 · 107화면

아오조라 문고

岩丈な樫の扉は深緑色褐色と、幾度か塗替えられたが、扉の中央に取付けられた鋳物の獅子の首と、その下に垂下った撞金は、昔も今も変らず云合したように手ずれがして黒く光っていた。

その一本通りの中程に、コックス家があった。坂口とビアトレスは往来に面した階下の居間で心配そうに顔を突合わせていた。

戸外には初夏の穏やかな太陽が街を明るくしている。それだけ閉切った部屋は暗く陰気であった。エリスは坂口がコックス家へ来る前から、H警察署へ召喚されてまだ帰って来なかった。

「殺された男というのは、貴女をパーク旅館に監禁した怪しい人間と同じです。一体その男とお母さんとはどういうお知合なのでしょう。そして私の伯父もその男を知っているのでしょうか」しばらく沈黙の後で坂口がいった。

「私もよくは存じませんけれど、母さんの昔の友達であったという事です。何でも母さんを酷い目に合わせておいて、外国へ遁げてしまったとかいう事を聞きました」ビアトレスは母の痛ましい古傷に触れるのを耐えられないようにいった。

「私も恐らくそのような事ではないかと思っていたのです。その事を伯父は知っているでしょうか」