후리가나로 읽는 일본 고전
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つめ
探偵クラブ 烙印
大下 宇陀児
大下 宇陀児의 探偵クラブ 烙印(つめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,509자 · 103화면
六
病気だとはいえどうにか邸内の散歩ぐらいは出来るパパちゃんを対手に、伯太郎はいろいろのおねだりをすることもあったし、幼稚園で拵らえて来た折紙だの豆細工だのを見せたりした。
が、恰度二月の二十日、それは博士の第何回目かの誕生日に当っていたので、その日は例年の如く内輪だけの小さな晩餐会が催されることになったのであるが、その晩到頭恐ろしいことが起ってしまった。
六
その日博士は昼間はずっと書斎のベッドに寝長まっていて、何か読書をしたり、うつらうつら眠っていた風であったし、博士夫人は、午後の一時頃から外出して夕方まで邸へ帰らずにいたが、その間に召使い達はせっせと晩餐の支度をし、階下の洋風食堂には、午後の五時半頃までに、全くその準備が調ったのであった。
「出先きで義兄に会ったものですから、ついでだと思って一緒に連れて参りましたわ」
博士夫人が、そんなことをいいながら、佐々沼進一と一緒に帰って来たのが、それよりほんの少し前のことで、博士を初め、一同が晩餐の席へ着く前になると、伯太郎と露子とはもうすっかりと有頂天であった。彼等は、誰よりも先きに食堂へ這入り、何かキャッキャと騒いでいて、そこへ皆んなが這入って行くと、何か悪戯をしていたのを見付けられでもした時のように狼狽てながらも、