후리가나로 읽는 일본 고전
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うきふね
文豪怪談傑作選・特別篇 鏡花百物語集
泉 鏡花
泉 鏡花의 文豪怪談傑作選・特別篇 鏡花百物語集(うきふね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,938자 · 67화면
何だか銜えて、がりがり噛りながら狂うんですよ。越すのに邪魔だから、畜生畜生!……呶鳴ると、急にのろりとして、のさのさと伸びた草の中へ潜りました。あとにその銜えたものが落ちています。――(宝ものかと思えば、何だ、塔婆の折端を。)一度拾ったのを、そう言って、坊主が投出す――ああ、草の中へでも隠したら、と私が思ううちに、向うへ投ったもんですから、斑犬がぬいと出て、引銜えると、ふッと駈けて、踏切むこうへ。……もう氷屋の灯の届かない処へ消えたんですが。(何の塔婆ぐらい。……犬に骨を食わせるも悟だぜ。――また説いて聞かせよう。……だが、見ねえな、よみじ見たいな暗がりの路を、塔婆の折を銜えた処は犬の身骸が半分人間に成ったようだ。三世相じゃあねえ、よく地獄の絵にある奴だ。白斑の四足で、面が人間よ。中でも婦のは変な気味合だ。轆轤首は処女だが、畜生道は、得て眉毛をおとしたのっぺりした年増だもんだな、業しな。)……私は可厭な心持で、聞かない振をして黙りこくって連立って来たんですが――この塔婆も、折れたんだとお話しですから、ふと……何だか、踏切の、あの半分じゃあないかと云うような気がするんです。