후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
とは、当時の見聞記に書かれている一節である。
処刑は苛烈を極めた。
それらの上※(「藹」の「言」に代えて「月」、第3水準1-91-26)たちに仕えていた侍女、若党などの百何十人も、まわりに乾草を高く積んだ四つの空家に押し籠められて、一刻のまにみな焼き殺された。
また幼い子どもらや、その乳母などは、車一輛に、七、八人ずつ乗せ、それを幾輛もつらねて、京都の町々を引き廻しにして曝した。
六条の河原では、やがてそれらの可憐しい和子たちや女房たちの打首が執行された。
みな歴々の女房衆にてましませば、肌には経かたびら、色よき小袖うつくしく出立、少しも取みだれず神妙也。……中にもたし女と申すは、聞えある美人、かつてはかりにも人にまみゆる事もなきを、あらけなき雑色共に、小肱つかんで車に追ひ乗せらる。最期のときも、彼たし女と申すは帯しめ直し、髪高々とあげ、小袖のえり押しのけて、尋常に斬られ候也。いづれも最期よかりけり。
「信長公記」の筆者はその折の実状をこう書いている。たし女とは、村重の妻であるとも噂された。伊丹一城の男ばらが、前代未聞の醜態を巷に曝した中にあって、ともあれ、醜草の中にも花は花らしくと――一点の清香を放ったものであった。