후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
そういう態勢を作っておいて、信長はおもむろに、
「どうするか?」
と、彼の思慮を、ながめていたのである。
足もとは見すかされていた。さしも全土にわたる教門の勢力をあつめて、この浪華の一丘に、巍然たる特異な法城を構えていた石山本願寺も、もう以前ほどな実力はなくなっていた。
ここ十一年間の推移があきらかにその衰退を実証している。
まず将軍義昭の没落は、その第一だった。遠く聯携して、腹背からたえず信長を苦しめていた反信長派の一環、武田信玄が忽然と死去したことも、本願寺にとっては、片翼をもがれたようなものだったし、つづいて越前の朝倉、江州の浅井、伊勢の長嶋門派の殄滅をうけたことなど――満身創痍の傷手だったといっていい。
わずかにたのんでいた上杉謙信も逝いた。紀州地方の雑賀門徒も、信長にくだってしまった。松永久秀また討たれ、播州の三木城、伊丹城の荒木村重、丹波の波多野一族までが――相次いで、征伐をうけ、本願寺からながめているかすかな希望までを、地上から掃いつくされてしまった形である。
なお強いて、恃めば、
「東には、武田勝頼。西には大国毛利がある」
という豪語も吐けないことはないが、その武田も長篠の一敗に屏息し、西国の毛利も、このところ一戦一退のみをつづけ、加うるに元就以来の保守主義もあるので、果たして、この上積極