후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
……へい。稼いだものは稼いだだけ、米でも金でもようございますから、現の物でいただかなくちゃ、こちとら、日稼ぎの貧乏人は、女房子を食わしちゃゆかれませんので」
「米一升に、銭百文あれば、その方たちの暮しでは、ふだんの収入よりもはるかによいはずではないか」
「ごじょうだんを仰っしゃっちゃいけません。牛や馬じゃあるめえし、年がら年中、こんなに働いていたひにゃ、体が了えてしまいまさ。――それを合点の上で、羽柴様のおいいつけに従い、日頃の何倍も夜昼なく働いているんでございますから、この後には、酒も飲みたし、うまい物も食いたいし、借金も返そう、女房に夏着の一枚もと、慾と道づれなればこそ、無理な仕事もやれるんでさ。それを、日頃の相場とたいして変りねえ駄賃で追ッ払われちゃ、精も根も続きッこはございません」
「はてさて、わからぬやつ。わが羽柴軍は、その方たち領民へ臨むに仁政を旨とし、不愍をもってこそおるが、まだかつて、苛政を布かれたためしはない。いったい、汝らのぶつぶつ申すところは、どこにあるのか」
「へへへへへ」
五名の土工たちは、みなあざ笑った。不逞な面がまえを揃えて、こんどは口々に、