후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
即ち対立的な「国論」(対立した国論などというのはコントラディクティオ・イン・アドエクトーだが)の積極的な構成のことに他ならないのである。
所謂統制が積極的な対立的な構成でなくてはならぬ証拠は、文芸統制に於て一等よく見て取られる。曾て内務省警保局で(但し局長個人の名義に於てではあったが)、文壇各派の作家を糾合して「日本文芸院」の創立を計画したことは、当時有名だった。この計画に追随して第二流、第三流の小「文芸院」運動が、右翼作家(?)の間に続々として起きた。処がこの計画は今日に至るまで蒸し返されつつも遂に実現を見ずに終っている。こうしたファッショ的文芸統制運動に対して、最も有力な対抗運動を巻き起こすべき筈であった学芸自由同盟などは、殆んど何等の業績も残さずに今日では有名無実なものに帰して了ったが、この点日本文芸院側の計画もあまり差違はなかったように見える。処が最近警保局は、著作権法実施に備えるために著作権審査会の構成の目論み、その機会を借りて、同審査会の外郭団体として「日本文化委員会」乃至「日本文化院」の設立を企てていると伝えられている。処でこの一連の綿々たる計画が、文芸統制の対立的で構成的な性質をよく云い表わしているのである。