일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면

아오조라 문고

具象的な思想とは、だから実は、この制度文物風俗等々に基き、之をその極めて重大な内容実質としているもののことだ。加藤祐一の『文明開化』(明治六年)の最初を見ると、散髪や洋服や帽子や靴、住居から肉食の議論に至るまで載っているのだが、こうした風俗などこそ思想の最も具象的な形態で、思想が極めて日常的な生活意識となっている場合が風俗なのである。趣味や習慣さえが、社会機構の変動が割合安定を得ている場合には、単に個人的なヴァラエティーに過ぎなくて何等の思想的価値を持たないように見えるに拘らず、それが一旦社会の変動期になると、強靭な思想的粘着力や圧力となって現われて来る。思想は一般にここまで行かなければ、本当に生きている思想ではない。最後にこの点に触れようと思うので、あらかじめこう云っておくのである。

さて明治初年の文明開化に比較出来るものは、恐らく今日の「進歩」という思想の象徴だろう。無論所謂文明開化時代にも向上進歩というような言葉もなくはなかったのだが、併し夫は今日ほどの活用は持たなかったし、又今日ほどの理解で以てこの言葉が必要とされたのでもなかった。一体文明開化という言葉は文化と略称される処のもので、この明治初年的略称が、後にヨーロッパ大戦前後を一期として生じた「文化」