후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
意識を云い表わすために、転用されたのだが、すでに阿部次郎等に於て見られるように、この近代的な「文化」の観念は、元来個人主義的人格説に立脚したものなのであり、それが大戦前後の社会化の動向に作用されて多少とも社会観的な意義を受け取り、そして最後に社会の歴史的な一活動としての今日吾々が使っている文化の観念にまで一般化されたのだが、併しこの言葉は、日本ではドイツ・アカデミー観念論の文化哲学的臭味を今日でもまだ完全には脱却していない。――がこの文化の方はとに角として、その元になる文明開化の方は、その言葉が示す通り、全く啓蒙期的な観念だと云わざるを得ない。と云うのは啓蒙という言葉(之は主にドイツ語のアウフクレールングに相当する)自身が文明開化の意味であるからだけではなく、人性を照らし明らかにするというこの文明開化なる規定の内には、必ずしも歴史的な観点が注意深く織り込まれてはいないからである(啓蒙という合言葉も亦明治初年には愛用された)。処が進歩になると、明らかに、元来歴史的な観点に立つ概念だと云わざるを得ない。
文明開化は啓蒙期的合理主義のモットーであったが、進歩は、敢えて歴史主義とは云わないが、歴史的運動の把握の上に立つ一つのモットーなのだ。