후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
大臣をやめたから、すぐ元の位置へ就こうというのは、こいつはちょっと納得がゆかないんです、それも正々堂々たる評議員会や教授会が是非にといって高田さんに懇請したというならばともかく、人の知らぬ間に自分で膳立てをつくってしまうなんて法はないでしょう、これについて私の意見をいえば、大学はあまりに長く高田博士の専制下にあって、それが、いろいろな人事問題にも影響している、その上、高田博士以外に人物がないというならば止むを得ないとしても、長い歴史の中で早稲田生えぬきの人材も相当に生れている、田中穂積でもいいし、塩沢昌貞でもいいし、金子馬治でもいい、この際、新時代に即応するためには、むしろ新人を抜擢した方がいいんじゃないかと思うんです、早いはなしが、高田、坪内、天野の三博士にしたところでその功労に酬ゆる道はいくらでもあるでしょう」。
「ヒヤ、ヒヤ」。
と、誰れかの叫ぶ声が聞えた。
「そこへですね、加藤君がこの話を持ちこんできたものだから、とにかくやってみましょうといってお引受した次第です、ところが何しろ時日が切迫している、そこで教授では波多野精一と永井柳太郎の両君、評議員では、朝日新聞の松山忠次郎と、弁護士の若林成昭、それに代議士の斎藤隆夫、まア、やっとこれだけの人に会って事情を話したわけです、むろん事実をお伝えしたという