후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
関係と気質的には早稲田的雰囲気を代表する作家の一人であろう)。
片上伸によって創設されたロシヤ文科が形を整えたのは学校騒動の終った翌くる年であるが、ロシヤ文学の影響は、すでに広津、宇野の時代において彼等の文学の骨格をつくりあげている。あるいは、ロシヤ的という意味においては遠く正宗白鳥にまでさかのぼることが正しいかも知れぬ。これ等をひっくるめて、島村抱月をめぐる雰囲気の上にロシヤ文学は伝統的な一つの線を引いているのである。泥臭さと野性の母胎が此処にあるとも言えよう。われわれの時代が文学的環境において空白であったのは、むしろ実践的方向へそれていった結果であって、それがもっとも顕著な形を示したものが大正六年の学校騒動なのである。
今日、文壇に早稲田派と称する党派的空気の濃厚なことを口にするものがあるが、もしそうだとすれば、長い歴史を背景とする泥臭さと野性と親和力が、庶民的な感情の中に溶けあっているだけのことで、これが政治性をもつ団結を築きあげるべき性質のものではないであろう。これは政治科の面においてもそうであり、官学派としての東大が、無言のうちに鞏固な団結力をもち、今日においてさえ、官僚的系図のつながるところには人間関係が厳として形を整えているのとくらべて対蹠的な現象を示している。