후리가나로 읽는 일본 고전
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ほんしゅうおうだん かんしゃくとほりょこう
本州横断 癇癪徒歩旅行
押川 春浪
押川 春浪의 本州横断 癇癪徒歩旅行(ほんしゅうおうだん かんしゃくとほりょこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,749자 · 45화면
ものと見え、孰もムクムクと頭を擡げて、
「何時だ何時だ」
「まだ三時だが、もうそろそろ出立と致そう」
「よかろうよかろう」と、一同も起上り、着のみ着のままで寝たので身仕度の手間は入らず、顔を洗おうにも水はない。また握飯はオジャンとなったので朝食の世話もないが、今日の行程は七里以上、何も食わずでは堪らぬと、昨夜咽を渇かしたにも懲りず、またしても塩からいコーンビーフに些か腹を作り、氷砂糖などをしゃぶりつつ、出発の用意全く出来上ったが、ここに困った事には、例の剛力先生、今日のお伴は真平だといい出した一件で、
「こんな苦しいお伴をした事は生れて初めてだ。荷物の重いばかりでなく、箆棒に前途ばかり急いで、途中ろくろく休む事も出来ねえ。どこまでも付従いて行ったら生命を取られるかも知れねえだ。俺達はここから帰る帰る」
とダダを捏ねている。
「そんな事をいっては困る。この深山で置いてきぼりを食っては、麓へ降りる道も分からないではないか。今日は荷物もウント軽くしてやる。ゆっくり休ませてもやるから、ぜひ行ってくれ」と頼んでも、
「厭だ厭だ、ここで御免蒙るだ」と、いつまでもグズグズいっているので、吾輩大いに腹を立て、