후리가나로 읽는 일본 고전
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りりょう
李陵・山月記・弟子・名人伝
中島 敦의 李陵・山月記・弟子・名人伝(りりょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,013자 · 129화면
乱闘数刻ののちようやく執拗な敵を撃退しえたが、確かに今までにない難戦であった。遺された敵の屍体はまたしても数千を算したが、漢軍も千に近い戦死者を出したのである。
この日捕えた胡虜の口から、敵軍の事情の一端を知ることができた。それによれば、単于は漢兵の手強さに驚嘆し、己に二十倍する大軍をも怯れず日に日に南下して我を誘うかに見えるのは、あるいはどこか近くに、伏兵があって、それを恃んでいるのではないかと疑っているらしい。前夜その疑いを単于が幹部の諸将に洩らして事を計ったところ、結局、そういう疑いも確かにありうるが、ともかくも、単于自ら数万騎を率いて漢の寡勢を滅しえぬとあっては、我々の面目に係わるという主戦論が勝ちを制し、これより南四、五十里は山谷がつづくがその間力戦猛攻し、さて平地に出て一戦してもなお破りえないとなったそのときはじめて兵を北に還そうということに決まったという。これを聞いて、校尉韓延年以下漢軍の幕僚たちの頭に、あるいは助かるかもしれぬぞという希望のようなものが微かに湧いた。
翌日からの胡軍の攻撃は猛烈を極めた。捕虜の言の中にあった最後の猛攻というのを始めたのであろう。