후리가나로 읽는 일본 고전
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 松の操美人の生埋(まつのみさおびじんのいきうめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 88,963자 · 176화면
十四
杉戸が二重になって居て両隅の障子へ灯火がさしまして人声がする様ですが、唯今なれば硝子障子で能く分りますが、其の頃は唯の障子でございますから尠しも分りません。傍にある机を持って来て、其の上に乗って、欄間の障子の穴から覗こうと思ったが、障子に破れた穴もないので覗けないから、して居た銀脚の簪で、障子の建合せを音もせずに窃っと簪※(「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28)をさしてねじると、障子が細く明きましたから、お蘭が内を差覗くと驚きました。
十四
穴の中に斯様なる座敷をこしらえ、広間は彼是二十二三畳もあろうと思われ、棚には植木鉢その外種々結構な物が並べてあり、置物は青磁の香炉古代蒔絵の本台などが置並べて前に緞子の褥を置いて傍の刀かけに大小を置き、綿入羽織を着て、前の盃盤には結構なる肴があって、傍に居るのが千島禮三とて金森家の御小納戸役を勤めた人物、這入口に居るのが眞葛周玄、黄八丈に黒縮緬の羽織を着て頻りに支配をして居り、それからずっと次に居並んで居ります者が彼是百五六十人許り、商人体の者も居れば、或は旅僧体の者や武士体の者、種々なる男がずっと居並んで居て、面部に斫疵などのある怖らしい