일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょくぶつき

植物記

牧野 富太郎

牧野 富太郎의 植物記(しょくぶつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 165,848자 · 327화면

아오조라 문고

また中にはそれはそうじゃないと聞いても早速これを改善する勇気の持合せがない。学者の良心はそんなもんではない筈だのに。

しかれば胚珠は何んであるかと言うとそれは疑もなく Ovule の中の Nucellus の訳名で今日の人が珠心といっているものである。一番始めにこれらの訳語を作った人(それは支那人であった)は Ovule を卵としている。これらの事実について確かな由来の真相を捉まんとする人は咸豊七年(昭和十二年から八十年前)に支那で開版になったウィリアムソン氏口授の“植物学”(漢訳の植物学書)を繙くを要する。

たとえそれが誤りにした所で今日そう用うる事が長い間の習慣に成っているから、今更ら改めると不便だとツブヤク俗論的な人が無いでもない。イヤ大抵の人はそう言うだろうが、如何にそれが習慣に成っていたとしても間違いは間違いに相違ないからその間違いを矯め直すのが学者の責任と言うもんだ。もしも学者が一致してこれを改めようと思うなら朝飯前に出来る仕事だ。すなわちこれから先きざきと出版する銘々の著書へそう書けば数年の内には皆改まって仕舞う。殊に現代で権威ある人々がそう実行すれば何の造作もなくそれが片付く。