후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物記(しょくぶつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 165,848자 · 327화면
書いたことは書いたが背中に冷や汗がにじんで来た。
今から千余年も遠い昔に出来た深江輔仁の『本草和名』には加岐都波太、すなわちカキツバタを蠡実、一名劇草、一名馬藺子等と書き、次で千年余りも前に出来た源順の『倭名類聚鈔』にもまた、加木豆波太、すなわちカキツバタを劇草、一名馬藺と記し、次でまた九百余年前に撰ばれた『本草類編』にも加岐都波奈を蠡実と書いてあるのは何れも皆その漢名の適用を誤っていて、これらは悉く同属ネジアヤメの名である。
カキツバタを加木豆波太、加岐豆波太、加岐都波太、加吉都幡多、華己紫抜他、もしくは加岐都波奈と書くのは単にその和名を漢字で書いたもので、すなわちいわゆる万葉仮名である。また更に同じく漢字を以て書いたものに垣津幡、垣津旗、垣幡がある。またカキツバタの別名としてカイツバタ、貌吉草、カオヨバナ、カオ花、貌花、容花、可保婆奈、可保我波奈があるがこれらは主として古歌に用いられたもので、今日ではただカキツバタの一通名で一般に通っていて、あえて他の名では呼ばなく、ただ時とすると略して、カキツと呼んでいる事があるに過ぎない。
「杜若(支那産)」