일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひとうとうこうき

比島投降記

石川 欣一

石川 欣一의 比島投降記(ひとうとうこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,333자 · 134화면

아오조라 문고

という長話が始まった。「ちょっと待って下さいよ」と僕は責任上、もう一度事務所に引返し、丁度居合わせたG中尉に、「御覧の通りのパーティが出来てしまったんですが、かまいませんか」と聞いた。G中尉は「これは少々ツー・メニイだ」といって、入口の所へ行き、前から命令を受けていた米国兵一人のほかに比島兵一人に新たに命令を出し、都合二人の兵隊がエスコートすることになった。この老幼の婦人パーティはまるでピクニックでも行くように、嬉々として砂地の路を墓地の方へ歩いて行った。きれいに着かざった女の子や、日本でも近頃はあまり見受けないアッパッパを着込んだ婆さんやが構成する一団体が、ストケードから出て行く光景は、けだし珍妙なものだった。僕と、友軍投降勧告のためにゴンサカへ行った二人の若い少尉を除いては、ストケードから外出した日本人は、この一群だけである。

外出ではないが、ここから南方へ移動させられたPWは多い。出て行く者に比して、入って来る者はまるでいなくなった。移動は時として一時に数百名にも達し、そんな時は我々はテンテコ舞をしたが、追々馴れて来て、短時間に手際よく処理した。