일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うきぐも

浮雲

二葉亭 四迷

二葉亭 四迷의 浮雲(うきぐも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,980자 · 222화면

아오조라 문고

先頃免職が種で油を取られた時は、文三は一途に叔母を薄情な婦人と思詰めて恨みもし立腹もした事では有るが、その後沈着いて考えて見るとどうやら叔母の心意気が飲込めなくなり出した。

成程叔母は賢婦でも無い、烈女でもない、文三の感情、思想を忖度し得ないのも勿論の事では有るが、シカシ菽麦を弁ぜぬ程の痴女子でもなければ自家独得の識見をも保着している、論事矩をも保着している、処世の法をも保着している。それでいて何故アア何の道理も無く何の理由もなく、唯文三が免職に成ッたと云うばかりで、自身も恐らくは無理と知り宛無理を陳べて一人で立腹して、また一人で立腹したとてまた一人で立腹して、罪も咎も無い文三に手を杖かして謝罪さしたので有ろう。お勢を嫁するのが厭になってと或時は思いはしたようなものの、考えて見ればそれも可笑しい。二三分時前までは文三は我女の夫、我女は文三の妻と思詰めていた者が、免職と聞くより早くガラリ気が渝ッて、俄に配合せるのが厭に成ッて、急拵の愛想尽かしを陳立てて、故意に文三に立腹さしてそして娘と手を切らせようとした……どうも可笑しい。

こうした疑念が起ッたので、文三がまた叔母の言草、悔しそうな言様、ジレッタそうな顔色を一々漏らさず憶起して、さらに出直おして思惟して見て、文三は遂に昨日の非を覚ッた。