후리가나로 읽는 일본 고전
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うきぐも
浮雲
二葉亭 四迷
二葉亭 四迷의 浮雲(うきぐも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,980자 · 222화면
コリャ寧そ叔母の意見に……」
が猛然として省思すれば、叔母の意見に就こうとすれば厭でも昇に親まなければならぬ。昇とあのままにして置いて独り課長に而已取入ろうとすれば、渠奴必ず邪魔を入れるに相違ない。からして厭でも昇に親まなければならぬ。老母の為お勢の為めなら、或は良心を傷けて自重の気を拉いで課長の鼻息を窺い得るかも知れぬが、如何に窮したればと云ッて苦しいと云ッて、昇に、面と向ッて図大柄に「痩我慢なら大抵にしろ」ト云ッた昇に、昨夜も昨夜とて小児の如くに人を愚弄して、陽に負けて陰に復り討に逢わした昇に、不倶戴天の讎敵、生ながらその肉を啖わなければこの熱腸が冷されぬと怨みに思ッている昇に、今更手を杖いて一着を輸する事は、文三には死しても出来ぬ。課長に取入るも昇に上手を遣うも、その趣きは同じかろうが同じく有るまいが、そんな事に頓着はない。唯是もなく非もなく、利もなく害もなく、昇に一着を輸する事は文三には死しても出来ぬ。
ト決心して見れば叔母の意見に負かなければならず、叔母の意見に負くまいとすれば昇に一着を輸さなければならぬ。それも厭なりこれも厭なりで、二時間ばかりと云うものは黙坐して腕を拱んで、沈吟して嘆息して、千思万考、審念熟慮して屈托して見たが、詮ずる所は旧の木阿弥。