후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
そのうち、警官たちは一隊又一隊、剣把をとってどやどやと外に出て行った。庁内は、もう胸くるしいほどの緊張した空気で、満ち満ちていた。
その時、課長室の扉があいて、大江山課長が、顔を出した。
「おい、佐々刑事はいるかね」
机の上で電話をかけていた掛長が、
「いや、ここにはおりません」
「どこへ行ったのか、君は知らんか」
「はい、佐々君は、やはり麻布の崖の下で、警戒と捜索にあたっているはずであります」
課長は、なるほどとうなずき、
「そうか。電話をかけて、すぐ彼に帰って来いと、言ってくれ」
「はい、かしこまりました」
課長が、また室内に引きこもうとすると、当番の刑事巡査が飛んで行って声をかけた。
「課長。あの面会人ですが、いつまでおれを待たせると言って怒っていますが……」
「ああ、面会人だ。どこの誰かね、その気の短い面会人は?」
「蟻田――だと、申していました」
24 博士怒る
モロー彗星が、わが地球に衝突する――という国際放送を受けて、にわかに、色めき立ったわが警視庁!
その騒ぎの中に、大江山課長をたずねて来た蟻田博士が、あまり待たされるので、とうとうおこり出したという知らせであった。