후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
こうなれば、怪人丸木であろうが、誰であろうが、ぶつかってみるほか、みちはないのだ。我々地球人類の幸福のために!)
新田先生は、胸の中にそう叫ぶと、今度は決心もかたく、しずかではあるが、たしかな一歩一歩をふんで、地下へ下りていった。
階段は、右の方へまがっていることも、前と同じだった。下へ下りていくうちに、ぷうんと妙なにおいが先生の鼻を打った。それも、この前かいだのと同じにおいであった。
先生は、なおも下へ下りて行ったが、急にあかりがとどかない廊下へ出てしまった。
(これは足もとがあぶない!)
と思ったものだから、先生はポケットに入れて来た懐中電灯を取出そうと思って、そこに立ちどまった。
その時、先生の足もとが、ぐらぐらと動いた。
「あっ!」
と叫んだ時は、もうおそい。先生の体はかたむいて、がらがらと土のくずれる音とともに、そのまま下へすべりおちていった。
やがて、先生の体は、下にとまった。とたんに上から土や石ころが、ばらばらとおちて来て、先生の目といわず口といわず、さかんに飛込んで来た。
「ああっ――」
先生は、いきぐるしくなって、土や石ころをかきわけて立上った。