일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면

아오조라 문고

どうか喜んで下さい」

新田先生が、早口で説明すると、課長は、

「なに、蟻田博士が発明したって? あの博士がかね」

新田先生は驚いて、そばにいる博士の顔を見た。

博士は、ただ笑っている。

「ねえ、課長。わたしたちは思いちがいをしていたのです。博士はりっぱな人物です。そうして人類の大恩人ですぞ」

「それは、どうかな」

博士は、にが笑いをして、やむなく課長に声をかけた。

「おい、大江山さん。そのおかしな博士は、ここにいて、あんたの手に繃帯を巻いておるよ。わしのことは後でゆっくり新田から聞くがいい」

「やあ、あなたは蟻田博士……」

「驚くことはないよ。それよりも、いよいよ明日から全国の火星人征伐をやりなさい。十号ガスはたくさん用意があるから、いくらでもあげる。今夜は休んで、明日突撃隊でも作って、その先頭に立つがいい」

と言って、博士はすたすた引返した。

ああ、十号ガスのすばらしいききめ!

ガスピストルやガス銃を持った突撃隊が、警視庁に勢ぞろいをしたのは、翌日のおひる近くであった。

ガス弾の原料は、博士の屋敷あとへいくと、いくらでも出て来る。博士は地下の原料タンクから地上まで鉛管を何本も出して、ポンプで吸出すように仕掛を作っておいたから、雷管のついた薬莢さえあれば、いくらでもガス弾は作れるのであった。