후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
そうでもあろう。これまでにこの山をめざして攻めのぼって来た警官隊や青年団などの数は、じつにおびただしい。しかし、彼らはいつも火星人の敵ではなかった。いつも、こっぴどく火星人のために撃退されてしまったのである。今度も、きっと人間隊は、山の斜面をころがって、逃出すであろうと、火星人は、ばかにしきっていた。
火星人は、おいおいと山のいただきに、すがたを見せはじめた。突撃隊は静かにのぼって来る。さて、どんな戦いがはじまるのであろうか。
静かに、だまりこくって、じりじりと山道をのぼって来る大江山突撃隊であった。
これを上から見ている火星兵たちは、がやがやさわぎたてている。
「また性こりもなく、人間どもが攻めて来やがった。見ろ、たたかわない前から元気がないや」
「そのようだな。負けるとわかっておれば、攻めて来なければいいのに、人間は、頭がわるいね」
「みな殺しにされるまで、ああやって攻めて来るつもりなんだろう。さあ、今日は人間を何人やっつけてやるかなあ。十四、五人を手だまにとって、谷底へ投げこんでやるかな」
「おれは、火星へみやげに連れて帰るのだから、よく働きそうな奴をよって捕えるつもりだ。