후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
だから、蟻田艇のまわりを、とりかこんだのはいいが、それから先、たいへんなことになった。それは、丸木の、どなっているこえを聞いていると、よくわかる。
「――やっ、また、同志うちだ。ややっ、あそこでも、宇宙艇と宇宙艇とが衝突した。あっ、あぶない。今あたまのうえを、飛びこえていったのは、誰が操縦している宇宙艇か。もうすこしで、本艇に、ぶつかるところだったじゃないか」
火星の宇宙艇群と、博士の大空艇とのたたかいは、今たけなわである。
博士の命令によって、新田先生は、ここを先途と、ガス弾を、あとからあとへと撃ちつづける。
こうして、空中の死闘は十五、六分もつづいたが、その間に、火星兵団は、宇宙艇の半分ぐらいを失った。そうして、これはかなわんと、ようやく浮足立った。
「おお、火星兵団は、にげ腰になったぞ。そこをねらって撃ちはらえ」
博士は、いよいよ元気に、新田先生に撃方の号令を下す。そうして、大空艇は、横転・逆転と、あらゆる秘術をつくして、敵の宇宙艇をおいかければ、必ずその宇宙艇は、黄いろい煙をあげて撃墜される。すさまじい大空艇の奮戦のありさまは、まるで鬼神のようであった。