일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면

아오조라 문고

「博士。よく見廻りましたが、もうお屋敷のうちには、誰もいませんですから御安心なさいませ」

と、新田先生は、博士の後から、声をかけた。

ところが、蟻田博士は、それには、返事をしない。

そうして、なおも夢中になって、その自記機械から、巻紙様のものを長くひっぱり出して見ている。その目は異様な光をおびていた。

「博士。それは、何を自記する機械ですか」

新田先生は、博士の後に近づいた。

博士は、新田先生に声をかけられ、びっくりしたようであった。

「誰かっ?」

と、けわしい目で振返って見て、そこに新田先生が立っているのを見ると、

「なんだ、お前か」

「先生。お屋敷の内には、ほかに、もう誰もいないようでございますよ」

「そうか。だが、油断は出来ないぞ。もし誰かの姿を見つけたら、すぐわしに知らせるのだぞ」

そう言いながらも、博士は長い巻紙を手に取って、自記曲線を見入っている。

「博士。それは何を測ったものなんですか」

新田先生は、再び同じことを蟻田博士に尋ねた。

「これか」

と、博士は、巻紙のような記録紙の上をぽんと手で叩いて、

「わしが留守にしている間に、大変な異常現象が起っていたんだ」