후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ねこののみとりぶし
猫の蚤とり武士
国枝 史郎
国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면
そうしてそれを警護して行く武士は、紀州藩の武士なのであった。
それにしてもどうして紀州藩では、五十嵐右内を国元へ送るに、罪人として網打ち駕籠へ乗せ、公然と送って行かないのであろうか?
いやそれは出来なかった。
罪人として扱う以上、罪状を白洲で調べなければならず、調べたが最後紀州頼宣卿が、明暦義党の企てに一時なりとも加盟したことが、表面へあらわれて来るからであった。
さりとて普通の士人として、普通の駕籠で送ったなら、途中で逃亡されようもしれず、あるいは同志の連中が、同じく途中で奪うかもしれない。
そこでこのような変則な駕籠で、街道を送って行くのであり、もしもの事件に備えるため、藩中にあっても武術名誉の、十五人の武士が、警護の任に、このようにあたっているのであった。
が、この警護方も妙なものであった。
というのは道中目立たぬよう、注意をしなければならなかったので、十五人が駕籠脇に付き添おうとはせず、ただ数人が左右に附き、その他の者は前と後とに、かなりへだたった間隔を置いて、それとなく従いて行くのであった。
ところが同じ東海道を、さらに二組の特殊の旅人が、京の方へ向かって旅をしていた。