일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

――とはいえうっちゃっては置けなかった。

二人は人形箱へ飛びついて行った。

その間も煙りは火気を雑えて、濛々と部屋へはいって来た。

刃三十郎がならず者どもと一緒に、この旅籠へ放火したのであった。

見よその刃三十郎は、黒の頭巾で顔をつつみ、着流しの裾高々と端折り、手なずけた博労や雲助や、浪人くずれの無頼漢、十数人と乱入し、遮る宿の者や旅人どもを、撲り仆し蹴倒し無二無三に――民弥と梶子を探しながら、今こっちへ走って来ていた。

「松浦という侍と、梶子という女の部屋はどこだ!」

「ここか?」

「違った!」

「こっちだこっちだ」

喚きながら走って来ていた。

それとも知らぬ民弥と梶子とは、人形箱を持ち合って、部屋から廊下へ走り出た。

「いた――ッ」

と三十郎は大音をあげた。

「それその箱をひっ攫え! ……それその女を担いで行け!」

一方鵜の丸兵庫の一党は、取り返した五十嵐右内を囲み、火事と事変とを聞き込んで、備前屋の方へ馳せ集まる、火消し、町の者、見廻りの藩士、そういう人々が満ち満ちている巷を、かき分け押しわけ一散に、桔梗屋の方へ走って行った。

この往来を真っ直ぐに走り、桔梗屋の前を走りぬけ、さらに脇本陣柊屋を通り、二町あまり行った地点から、西南の方へ野道へ出、それを三里あまり行ったなら、めざす青塚の郷へ行ける。