일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねこののみとりぶし

猫の蚤とり武士

国枝 史郎

国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면

아오조라 문고

「どうだった?」

と小声で云って、三十郎はその前へ腰かけた。

「へい、一人の侍は、昼頃出かけて行きましたし……」

「もう一人の若い侍は、たった今しがた出かけて行きました」

と、二人の破落戸が囁くように云った。

「女は出ては行かなかったか?」

「つい、それらしい娘っ子は、出て行った様子はありませんなあ」

と、もう一人の破落戸が云った。

「じゃあ娘一人だけが、残っているというわけだな。……実はそいつを狙っていたのだが……」

三十郎は呟くように云い、手を懐中にして考え込んだ。

「そうだ、思い切ってこういう手段をとろう」

やがて三十郎が小声で云った。

「代五郎お前吉野屋へ駈け込み、『菊女様をお呼びくださりませ、一大事件にござります』と、こう云ってまず菊女を呼び出し、菊女が出て来たらこういうのだ、『鵜の丸兵庫様がナラズモノに襲われて大怪我をいたしましてござります。私はそこを通りかかり、鵜の丸様のご依頼を受け、あなた様へお知らせに参りましたもの、さあさあご案内いたします、わたくしと一緒においでなさりませ』とな。……で、菊女を連れ出すのさ、……そこを浅吉と孫九の二人で、襲いかかって猿轡でもかませ、例のところへしょっぴいて来るのさ。