후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
無論国家的な問題なのだ。だからこの種の金額も国家的なスケールにおいて評価されなければならない。
もし是非とも、個人のスケールで考えて見たければ、少なくとも三井や岩崎といったような大個人を尺度にしなければ、この国家的スケールにそぐわないのである。そこで一体この金額は、国家財政からいって、どの程度の意義を持っているか。
予算閣議で決定したところによると、九年度の「災害費」は約七千万円、十年度のは約六千四百五十万円、十一年度以降は約七千四百八十五万円見当である。総額二億九百六十余万円だが、さし当り問題になるのは九年度分と十年度分とである。例の庶民の零細なポケット・マネーから成り立つ金額に較べたら、多分これは桁が一つ違うに相違ない。つまり予算閣議における各相の駆け引きや政治的手腕一つによって、どうにでもなる程度のはした金に過ぎないのだ。
ところが十年度の国家の全予算そのものは約二十二億に上るのだから、それに較べたらこのポケット・マネーの総額は、一千分の一のダイメンションにしか過ぎない。青森、下関間を約一千マイルと見れば、これに対して日比谷公園と芝公園との間を数回往復する程度のスケールなのだ。