후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
多少でも寄付された金があって、それで世界の大勢を支配するような研究でもしていたら、財界はどんどん寄付もするだったろうにというのらしい。だから日本の科学者は、僅少の寄付からでも、先ず切磋琢磨して世界民衆の大勢を支配する業績を挙げようじゃないか、というのだ。
しかし、この国にも、かなり研究機関が備わってきている。各帝大の研究室ばかりでなく、それらに付設している研究所が、多くなった。伝染病研究所、航空研究所、金属材料研究所、地震研究所、化学研究所、温泉治療学研究所、癌研究所、地球物理研究所、火山研究所、その他が次々に設けられ、拡張されて行く。なかでも東北帝大付設の金属材料研究所は、本多光太郎博士の指導のもとにあって、強磁性(K・S磁石鋼)の研究では世界的だ。強磁性と云えば、東大の三島徳七博士のM・K磁石鋼の研究も有名なものの一つだ。尚、天文台、中央気象台、海洋気象台、木村博士のZ項発見で有名な緯度観測所などがあり、財団法人では科学と生産と技術との関連のもとに活発な業績を挙げつつ発展している理化学研究所が最もすぐれている。その他、塩見理化学研究所、徳川義親侯の指導下にある生物学研究所、最近、倉敷から東京に移って一飛躍を試みようとしている暉峻義等博士を所長とする労働科学研究所、新城新蔵博士を所長とする上海自然科学