후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
謂自由主義臭いものだと云わねばなるまい。
それだけではなく、判事団は、司法権を行政権から完全に独立させることによって、旧来の三権分立の関係を、愈々明らかにしようと云っているのだが、処が自由主義が終って三権分立などは過去の寝言だと喝破しているのがヒトラーの徒なのである。三権分立こそ所謂自由主義の一つの礎石ではないかと思う。して見ると、この司法部改革運動に限って、著しく自由主義的である点が、少なくとも存在すると云わねばならぬ。で之は「改革」の法則に合わない改革であるということになりそうだ。
だがよく考えて見ると、之も亦矢張り「改革」なのである。三権分立と云っても、実は司法権を行政権や立法権から区別することに興味の中点があるのではないのだ。統帥権のように司法権も絶大な権利(?)か権力(?)かにならねばならぬということなのだ。ここにこの自由主義(?)の「改革」味が存するのである。――この改革が自由主義的であるのではなく、寧ろ関係は逆に考えられねばならぬのであって、この自由主義そのものが「改革」的なのである。
内閣の諸公は何と考えるか知らないが、日本の自由主義は、評判が悪いにも拘らず、実は初めから多少とも「改革」