후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
倉田 百三의 生活と一枚の宗教(せいかつといちまいのしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,276자 · 137화면
それはたとえばコップならコップがここにある。コップがここにないわけにゆかないでここにあるならば、このコップは正しい――というとへんでありますがつまりこれでよい。宇宙でこれよりほかにあり方がない。ところをえているのであります。こういうものは如来である。前に申しました「仏とは何ぞや」「仏とはかわいた馬糞である。」雲門の「仏とは麻三斤である」などと申しますのも結局そうでありまして、雲が風に吹かれて空を流れる。これは非常に宗教的な、厳粛なことであります。そういうわけでないわけにゆかないのでありますからそれでよい。動植物は自分の命のありさまを、自分で眺めたり、感じたりすることができないで生きている。そのものはそれでところをえている。また子どもは、つまり私が命に目覚めたときが十九歳であるとすれば、それまでの赤ん坊のような状態は、赤ん坊は自分の命を反省することができなくてもそれでいいのであります。それが厳粛なものであるのであります。また精神病者もそうであります。自分の命のありさまを眺めることができないのであります。たとえば私なら私がこんなことをいっておりましても、もしも自分の命の姿を眺めることができなくなって精神病者になる。