후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いしかりがわ
石狩川
本庄 陸男
本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면
「阿賀妻さん」
「何ですか?――われらにとって、時世の悪いのは、そもそもの初めの日からのことでございました、いま、ますます悪いと申されるならば、これは、まことに、初志一貫というものでござる、ご安心下さい」
「そ、そう仰言ることが、ですよ」
「しかし堀さん、われら、協わぬのぞみを無理に徹そうとしているのでしょうか、開拓使が、もし、夷人のお雇い教師一人に一万ドルを支払うというのならば――ですよ、同じ日本人である身どもらに、一人ではない、三百何十人かの生命をつなぐために――ですよ、申し込んだ一万円くらいの金は、どうとも、貸付け得るものだろうと、ひそかに考えていたものです、正直の話――そうじゃアありませんか、あなたも、サッポロの判官どのも」
「しかし――」
「――その夷人というのが、堀さん、先日まであなたが、明日にもしめ殺さねばならんという風に云われとったあの夷人と――メリケンとかオロシャとか、国がらは少しはちがうかも知らんが、毛唐ちゅうことには、変りはないでございましょう? あっちの紅毛人は侵略ご随意、こっちの紅毛人は教師さま、さま、それで国が立ちますか、――それも彼らが進んでいることゆえ是非ない、しのばねばならぬことと致しましょう、ただ今回のわれわれの請願は、あなたもご承知の通り」