일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

新政府の袖にすがって新しい路をひらいてあげようとした。それをあくまで肯んじないのだ。彼らはそこでひどい損害を受けたような気持になった。意の如くならないものに対する憎しみが湧いて来るのだ。心の底には面白くないものが澱みはじめる。したがってお館は日ごとに閑寂になった。

もとから無口な邦夷は、いよいよものを云わなくなった。そして、置き去りにされたような日々を、山の木を吹き折ったり、野の草をなぎ倒す木枯しの音を聞いて暮した。白く凝り固ったおのれの心が、日とともに透きとおるのを見つめていたのだ。その間に、雪が降って、積って、雪どけが来た。書院の窓に梅が咲いた。やつでの先が伸び、どんよりと黄ばんだ花がついた。池のはたに出ていた蕗の薹がのびだした。空が暈かされて日の影がなく日が暮れた。春がめぐって来たのである。

邦夷は腰をあげた。彼は同族の了意なるものを仙台から呼んで、彼がいるこの家屋敷をそっくり与えた。そして、持って行けない先祖の墓碑をあずけてその祀りをたのんだ。駄馬をかき集めた。使用人はそれぞれ暇をやった。官船の廻漕日の前三日をおいて、それを出立の日と定めた。