일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

概して昔のことは考えたくない彼であった。勿論行く末のことは神さまだけしか知らないだろう。魚猟のあとをおいかけてずるずると遠い辺土に踏みこんでいた。人々の目がこちらに向って注がれたとき、彼はひとりでに、往来するものの先達に仕立てあげられていた。道路のない土地では、人は取りあえず川に沿って歩いた。イシカリ川はその幹道である。

雪の絶えないヌタクカムウシュペの裾を西に折れ、山峡の低みをかけおりた水は、急湍となって川上の浸蝕谷をよぎる。やがて盆地の水々を集めて西の壁である中央山脈につき当った。かたい古生層の岩角をつき破って湧き立つ奔流となり、イシカリの野に噴きだした。そこから南に下って一帯の凹地を回転しながら流れて行った。幾度となく河床を変え、三日月なりの水溜りを置き去りにした。それでも水は多すぎたし、勾配は緩やかすぎた。岸からはみだして附近の土地を濡した。うろうろと原野をさまよい、ゆるりゆるりと流れひろがるのであった。数々の草や木は、その水に向ってたたかい挑んだ。根を張ろうとあせるのだ。季節が来ると川はあふれた。木の根や草の芽は鎧袖一触であった。堅い岸べもぽこりと削りとられた。