일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

その年輩と風采は、小さな眼鏡を鼻にかけてしっくりその座に落ちついていた。彼の傍らの何番目かには、戸田老人が前こごみに坐っていた。彼は一服喫って、その吸口をとンと炉框にたたきつけた。それから身を反らして後を向いた。赤い焔の光りが流れて行った。そこには、蒲団にくるまれて高倉祐吉が寝ていた。意識は回復していた。

彼は助けられて、気が付くと同時にその書状のことを訴えたのである。あたかもそれだけがのっぴきならぬ用件のような気がした。けれどもそれは、何分とも死者の懐ろに挾まっていた。事情がわかって来るにつれて、行き斃れになった二人の立場は了解されたが、ただそれを、そういう事情であれば尚更、無断で取り出せない気がした。しかるべき筋――というのは、管轄役所の承認であった。どう仕末するにしろ、検死を受けねばならぬものであった。それには、イシカリの港までの往復が必要なのだ。

「拙者が一ッ走り行ってまいりましょう」と松岡長吉が云った。彼は、自分の手で建てた河畔の倉庫が見たかった。雪の日には夢にまではいって来る。昨日の吹雪には梁のきしみを聞いたような気がした。彼は、そういう渇く思いを医す機会を捉えた。