일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

勝ったものは、家禄を奉還して、代りに開拓地の俸給を貪っている。

しかし、立ちはだかった彼は待つ間もなかったのだ。「やア阿賀妻さんですか?」と出て来た男は、「どうぞ、どうぞ」と十年の知己のように気軽にさし招いでいた。

そこは板敷きになっていたので、彼は草鞋を脱ごうとした。相手は手でおさえた。

「そのまま、そのまま」

目をあげた阿賀妻と、彼を見おろしていたその役人は、ぱったり視線がぶっつかった。紺飛白に小倉袴のその男は、ちょっと羞むように早口に云った。

「拙者、ホリ・サカン」

どういう文字を宛てるのか判らないし、聞きかえすべきものでもなかったであろう。ただ阿賀妻は、彼の記憶には、そういう姓名はなかった。見覚えのある面貌でもなかった。

鼻をつく木の香がそこの廊下には満ちている。役人はゆっくり肩を並べて歩いた。先に立とうとしないのである。

「いかがでございましたか?――」と彼は丁重に訊ねた、「その、トウベツの土地は?」

「いや?――」

阿賀妻はそうさえぎった。それを語る前に聞いておきたいことがあった。それは、こういう親しげな応対に対する微かな警戒と、相手方の陣営に棹をさしてみることであった。