일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 226,715자 · 431화면

아오조라 문고

それに近頃は、本家が虎の子のようにしていた動産の大部分が、株の値下りで殆ど無価値に等しくなったと云うことなので、家計はますます苦しくなっているに違いなく、たまにこう云う折ででもなければ、芝居見物に行くことなどもないのではあるまいか。そう思うと幸子は、姉の心を外らすために、せいぜい雪子の縁談のことを誇張して話して、先方はもうその気であるから、此方さえ承諾すれば纏まるに極まっているので、今度は多分兄さんや姉ちゃんに喜んで貰えるであろう、いずれ貞之助に会って見て貰った上で、改めて相談に出るつもりであるから、と云ったりしてから、

「今日の歌舞伎座もその御牧さんや井谷さんの母子が一緒やねん」

と、そう云いながら腰を浮かして、

「そんなら、出直して来ますよってに、………」

と、挨拶するともう立って行った。姉は幸子のあとに附いて階段を降りながら、

「雪子ちゃんも、もうちょっと朗らかになって、おあいその一つも云うようにせなあきませんな」

「それが今度はいつもと違うて、如才がのうて、ようしゃべるねんわ。あんなんやったら、どうやらこの話は出来そうに思うねんけど」

「どうでもそうなって欲しいもんやわ。